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歯科インプラントにかぎらず、医学領域で用いられる、体内に入れることを目的としたインプラント材料に求められる要件についてまとめると次のようになりました。
【安全性】
毒性、アレルギー反応、発がん性がない。
血液を溶解、破壊または、凝固させない。
代謝の異常をおこさない。
体内で溶出、劣化、分解しない。
【強度】
目的に応じた適切な強度と耐疲労性をもつ。
歯科=咬み合わせや咀嚼に耐えることができる。
人工関節=身体を支え、歩行などに耐えることができる。
豊胸=適度な弾力と有する反面、生体内で破裂しない強度を持つこと。
【加工性】
用途に合わせて複雑な形を容易につくり出すことができる。
大量生産が可能である。
加工価格や原材料費が適切である。
以上の要件をもって、歯科インプラントの材料として多用されているチタンは、インプラント体のみならず、アバットメントにも用いられ、強度・安全性ともに良好な生体材料です。
日本では、1952年から生産されておりますが、比重も軽く弾力も他の金属と比較して骨に近い材料で、純チタンでの金属アレルギーも現在のところ報告されていません。
人工歯根以外に整形外科領域で使用される人工関節や骨折時の固定用ネジ、プレートとしても多用されています。
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